今回はデュオで演奏した際の感想をまとめてみました。
「デュオ」とは2人での演奏形式のことで、ジャズでは割とオーソドックスな編成です。
ちなみに、今回参加したのはレッスン形式のセッションで他のパートの方がおらずベーシストの講師の方と2人でした。
初めての経験だったので記事にまとめてみました。
① 実力が如実に反映される
② 経験値が増えた
③ ベーシストの凄さがわかる
① 実力が如実に反映される
ギターとベース2人しかいない状態なので、良くも悪くもごまかしがきかない状態です。
ピアノやドラムがいる場合は、ある程度まちがえても目立たなかったことが少人数だと目立ってしまいます。
具体的には、演奏している所を見失うとバラバラな演奏になってしまい最悪演奏が中断してしまいます。
この現象を「ロスト」と呼んだりしますが、特にアドリブを演奏していると見失いがちです。
どうすればいいのかは僕自身も正確にはわからないのですが、こればかりは普段の練習でアドリブを弾く際もバックのコードを意識することなんじゃないかと思います。
会得するのには時間がかかることなので、「自分の弱点に気づけてよかった」と思うようにしました。
② 経験値が増えた
「セッション=バンド演奏」と思い込んでいたので、今回の件は貴重な経験ができました。
そして、①で気づいた弱点は克服できればバンドでの演奏時にも活かせることなので今後の課題として取り組みます。
今回はベースとのデュオでしたが、今後はピアノやサックスの方ともデュオをしてみたいです。
③ ベーシストの凄さがわかる
ギターをやっていることもあってか、良くも悪くもギター中心に考えてしまっていたことに気づかされました。
今までは「ベーシストの役割はコードやリズムを担っている」ぐらいの認識でした。
ですがそれ以外にも一緒に演奏する人がやりやすい音を選んでいたり、臨機応変な演奏が求めらることを知りました。
もちろん臨機応変さが求められるのは、全てのパートに言えることですが今回ベースと2人での演奏だったから気づいたのかもしれません。
ちなみに今回演奏した曲は以下の2曲です。
どちらもジャズブルースというスタイルの曲で、これからジャズを始めたい方にはオススメの曲です。