ジャムセッションでは、様々な楽器の方が参加します。
ジャンルや演奏者の技術にもよりますが、楽器によって役割が決まっています。
今回はギターのジャムセッションでの役割を3つにまとめてみました。
今から紹介する3つはどのジャンルでも共通の内容なので、これからジャムセッションに参加する方の参考になれば嬉しいです。
ジャムセッションとは?
ジャムセッションとは、演奏者が固定されておらずその場に集まった人達で即興で演奏することです。
よく演奏されるジャンルとしてはジャズ、ブルース、ファンクなどが多く定番曲を「スタンダードナンバー」と呼びます。
ジャムセッションを開催しているお店では、大体決まった曜日に行っておりネットで検索すればお店のHPが出てきます。
そしてお店によっては、初心者歓迎の所もあればプロの方達が演奏しているような所もあり様々です。
ちなみに、複数のパートの人達が集まって演奏すると聞くとバンドのライブを思い浮かべるかもしれません。
バンドのライブは観客と演奏者が分かれていますが、セッションは分かれていない点が最大の違いです。
ギターがジャムセッションでやることは以下の3つです。
① バッキング(伴奏)
② アドリブ
③ テーマ
ギターがやること①
バッキング(伴奏)
ギターはコードが弾ける楽器なので、大半の時間はバッキングをすることになります。
バッキングとは歌やメインのパートの引き立て役のようなもので、演奏そのもののクオリティを左右することもあります。
ですので上級者ほどバッキングの重要性を理解しており、様々な状況に適したバッキングを弾ける方が多いです。
ギターがやること②
アドリブ
ギターはコードだけでなくメロディーも弾くことができる楽器ですので、演奏中にアドリブで演奏する機会があります。
ギターが主役になる場面で腕の見せどころでもありますが、いきなりアドリブが弾ける人は中々いません。
偉そうに色々書いていますが、自分自身もアドリブは苦手でセッションで演奏する時はガチガチに緊張してます。
ギターがやる事③
テーマ
楽曲のメロディーの部分を「テーマ」と呼び、よく演奏前に「テーマ弾けます?」と聞かれます。
もしできなければ他のパートの方がやってくれるし、サックスとかがいれば大体はサックスが担当します。
テーマの演奏についてもそのまま譜面通りに演奏することがあまりなく、その場でアレンジを加えることがあります。
これを「フェイク」と呼びます。
コメントを残す