今回は、最近購入した「フルアコースティックギター」について思ったことを紹介したいと思います。
これからジャズギターを始めたい方や、ギター自体を始めたい方の参考になれば幸いです。
フルアコとは
「フルアコ」とは「フルアコースティックギター」の略で、アメリカのギターメーカであるギブソンやグレッチなどが有名です。
内部が空洞になったタイプのギターの総称で、ホロウボディーなどと呼ばれることもあります。
ボディの上と下だけが空洞になっているものもあり、こちらは「セミアコースティクギター」と呼ばれ空洞がないタイプのは「ソリッドギター」と呼ばれています。
1930年代には原型が出来上がっており、50年代には現在と同じような仕様が出来上がっていたと言われています。
当初はジャズやブルースなどで使用され、現在はロックやR &Bなど幅広く使用され独特の温かみのある音色が特徴です。
感じた事①
「これぞジャズ」な音がするので、もっと早く買えばよかったと感じています。
ちなみにストラトやレスポールでもジャズっぽい音は出せますが、やっぱりフルアコの音色とは違います。
実際に購入したモデルは、アイバニーズの「AG75G」というモデルです。
定価で7万円台でコスパ重視のモデルですが、音的には満足しています。
感じた事②
汎用性はストラトやレスポールに比べると劣る。
具体的には、ハイポジションが押さえにくく歪ませた際もハウリングが起きやすい点にあります。
汎用性も求めるのであれば、セミアコースティックギターも検討してみるのがいいと思います。
感じた事③
この部分に関しては徐々に慣れていくかとは思いますが、立って演奏する時にやや窮屈に感じました。
今まではソリッドギターの薄いボディーばかり弾いていたことが原因かとも思いますが、ストラップの長さなどは試行錯誤しています。
代表的なフルアコ
ギブソンES175
フルアコの定番中の定番である「ギブソンES175」はやはり外せません。
音も見た目もまさにジャズギターといった佇まいで、数多くのジャズギタリストが愛用しています。
かなり高額なのでいきなり買うのは難しいと思いますが、動画でも素晴らしい音です。
グレッチG6120
こちらはジャズよりも、カントリーやロカビリーで使用されることが多い機種です。
先ほどのギブソンとはまた違った、明るく軽快な音色が特徴です。
こちらもやはりギブソン同様高額なので参考までに。
アイバニーズGB 10
こちらも定番機種で、ジャズギタリスト「ジョージベンソン」のシグネイチャーモデルです。
ギブソンやグレッチはアメリカのメーカーですが、こちらは日本のメーカーの機種で生産も日本です。
もちろんジャズでもいけますが、ソウルやR&B系のギタリストにも愛用者が多いギターです。
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